【遺言書作成/任意後見人】代襲相続をさせたくない姉妹2名のご要望で遺言書を作成した事例

相談前

姉妹2人からの遺言の依頼でした。
2人とも子供がおらず、両親も他界していたため、2人の財産は今後姪っ子と甥っ子が代襲相続をする予定となっていました。
しかし、生前に姪っ子と甥っ子が家に押しかけて来て、二人の財産について「生前贈与をして欲しい!」と突然持ちかけてきました。
姪っ子と甥っ子のとても無礼な対応を受け、2人は「カチン!」と怒りがこみ上げて、「絶対財産をあげたくない!」と決意して、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」に相談に行きました。

相談後

弁護士は受任後、姉妹2人からの要望に忠実に応えました。具体的には、遺産は、姉妹のどちらかが死亡したら、残った姉妹に全て相続させる。そして、残った姉妹も死亡した場合には、介護を献身的に行ってきた親戚の「Aさん」に与えるといった遺言を作成しました。
加えて、Aさんを任意後見人とできるよう、任意後見契約の締結も合わせてしました。
弁護士が作成した遺言書によって、姉妹2人は安心して平穏な日常を送ることができました。

弁護士からのコメント

遺言は依頼者様の想いをカタチにできる法律手段です。
しかし、昨今、弁護士に相談/確認をしなかったがために、ご自身の想いの詰まった遺言書が無効となってしまうケースが増加しています。
「念には念を入れろ」の精神で法律の専門家である弁護士へのご相談をお勧めします。

ほかの事例

  1. 【遺留分減殺請求】代襲相続が遺言で苦しくなったが、弁護士の努力で…

    相談者様は、相続が発生した故人の姪っ子様です。故人の両親はすでに他界していたため、依頼者様が代襲相続の権利を持っておりました。
    姪っ子様の記憶では故人と仲が良かったので、そのまま代襲相続で依…

  2. 【依頼者:中国国籍】【中国語対応OK】亡き夫の相続人とのトラブル…

    依頼者は中国国籍の女性でした。
    日本で結婚した配偶者の男性が急死してしまい依頼者に相続が発生しました。
    相続の対象はお亡くなりになった配偶者が所有していた山林と預貯金と保険でした。依…

  3. 遺産相続 1

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  4. 【相続人調査】弁護士への依頼で膨大な時間を短縮!分散した会社の株…

    相談者は会社経営者でした。
    依頼者は創業一族ではありませんでしたが、現在、代表取締役社長として会社を経営していました。
    今までは創業一族が経営権を持っていましたが、2代目(創業者の長…

  5. 不動産会社の相続 弁護士の関与で遺産(不動産会社)を高値で売却で…

    お亡くなりになった方は、不動産会社を一人で経営しており、法人名義で複数の収益不動産を管理していました。
    お亡くなりになった方には、配偶者や子供がいなかったことから、兄弟姉妹が相続人とな…

  6. 【依頼者:長女】【兄弟間:仲悪い】遺産分割調停において、様々な証…

    <相談前の状況整理>
    相続人:3名
    依頼者:長女
    相手方:長男
    相続人:亡くなった妻(母親)と子供3人(長女・長男・次女)

    以前から兄弟の仲はとても…

  7. 【不動産絡みの相続問題/遺産分割】兄弟姉妹で土地の分割割合で争わ…

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  8. 【老舗製造会社】同族会社の争いに終止符が打たれた事例

    先代から続く老舗の製造会社様からのご相談でした。
    親族複数が取締役となっている会社でしたが、親族間で経営方針が異なり、険悪な状況でした。健全な事業承継をするため、話合いを進めてきましたが、代…

PAGE TOP