【遺留分減殺請求】代襲相続が遺言で苦しくなったが、弁護士の努力で依頼者様の最大の利益につなげることができた事例

相談前

相談者様は、相続が発生した故人の姪っ子様です。故人の両親はすでに他界していたため、依頼者様が代襲相続の権利を持っておりました。
姪っ子様の記憶では故人と仲が良かったので、そのまま代襲相続で依頼者様への相続を進めようとしたが、そのタイミングで故人からの遺言が見つかりました。
その遺言の内容が、「全ての財産は故人の法定相続人でなく、面倒を見てきた知人に全財産を付与する」と記載してありました。
この遺言に対して、依頼者様は納得できないとのことで遺言の無効を争うために、当事務所に相談に来られました。

相談後

遺言の妥当性については、当時の遺言者の判断能力が焦点となるため、受任後、弁護士は直ぐに当時の状況を調査すべく当時の故人の介護記録や病院の看護記録を入手して調べました。
結論、遺言の無効までは争えないことが早期にわかったため、
弁護士の判断で依頼者の「利益の最大化」のために遺留分減殺請求に切り替えました。
弁護士の調査によって、亡くなった方は生前に多額のお金を受贈者に生前贈与していたことが口座を確認したところ発覚しました。その事情を考慮し、当初想定した遺留分の計算よりも高い金額の遺留分が認められ、依頼者様に納得頂くカタチで解決いたしました。

弁護士からのコメント

遺留分は計算式で簡単に算出されますが、上記のように生前贈与の調査など、弁護士の努力が依頼者の最大の利益につながる可能性を秘めています。遺留分減殺請求は時効期間が1年と早いので、早期の段階で弁護士への相談をお勧めします。

ほかの事例

  1. 【父親が亡くなったことで発生した家族経営店の清算と借金の相続整理…

    ご相談者様は父親の借金の整理でご相談にいらっしゃいました。
    父親は地方で魚屋を経営していました。小規模の家族経営で細々と経営を行っていましたが、近年赤字が続いていました。そのような中で…

  2. 【関係の悪い兄弟間において、依頼者の主張を認めさせ遺産分割をした…

    相続人である子3人は兄弟間の仲がとても悪く、疎遠になっていました。ご相談者様は長女の方で、今回、父親が亡くなり相続が発生しました。
    疎遠になったままの為、個人間では解決できないと判断し…

  3. 遺産相続 1

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  4. 【亡き父の預貯金の使い込みを疑われ訴えられたが、相手方が訴えを取…

    ご相談者様は、父がお亡くなりになって以降、およそ15年にわたり、遺産である不動産の管理を行っていました。
    相続人は兄弟5人でしたが、ご相談者様が父の預貯金と不動産の管理に加え、相続税等…

  5. 【遺言書作成/任意後見人】代襲相続をさせたくない姉妹2名のご要望…

    姉妹2人からの遺言の依頼でした。

    2人とも子供がおらず、両親も他界していたため、2人の財産は今後姪っ子と甥っ子が代襲相続をする予定となっていました。

    しか…

  6. 【認知症の母が残した遺言による遺産分割トラブル】

    ご相談者のお母様が亡くなったということで、お姉様との遺産分割協議について当事務所に
    ご相談に来られました。

  7. 遺産相続 3

    相談者A子さんは3人兄弟で、兄弟のB男と同居をして面倒をみていましたが、B男が亡くなったことで、B男の相続人(子供)Cさんとの間で遺産を巡るトラブルが発生しました。

    争…

  8. 【相続人調査】先祖代々守ってきた土地の税金対策で弁護士を活用し解…

    先代から代々相続してきた土地に関して相続税対策をお願いしたいとのご相談でした。所有している土地は現在、居住地と借地で区画を分けて依頼者様が管理をしていました。

    今回、街の再開発…

PAGE TOP