【遺留分減殺請求】代襲相続が遺言で苦しくなったが、弁護士の努力で依頼者様の最大の利益につなげることができた事例

相談前

相談者様は、相続が発生した故人の姪っ子様です。故人の両親はすでに他界していたため、依頼者様が代襲相続の権利を持っておりました。
姪っ子様の記憶では故人と仲が良かったので、そのまま代襲相続で依頼者様への相続を進めようとしたが、そのタイミングで故人からの遺言が見つかりました。
その遺言の内容が、「全ての財産は故人の法定相続人でなく、面倒を見てきた知人に全財産を付与する」と記載してありました。
この遺言に対して、依頼者様は納得できないとのことで遺言の無効を争うために、当事務所に相談に来られました。

相談後

遺言の妥当性については、当時の遺言者の判断能力が焦点となるため、受任後、弁護士は直ぐに当時の状況を調査すべく当時の故人の介護記録や病院の看護記録を入手して調べました。
結論、遺言の無効までは争えないことが早期にわかったため、
弁護士の判断で依頼者の「利益の最大化」のために遺留分減殺請求に切り替えました。
弁護士の調査によって、亡くなった方は生前に多額のお金を受贈者に生前贈与していたことが口座を確認したところ発覚しました。その事情を考慮し、当初想定した遺留分の計算よりも高い金額の遺留分が認められ、依頼者様に納得頂くカタチで解決いたしました。

弁護士からのコメント

遺留分は計算式で簡単に算出されますが、上記のように生前贈与の調査など、弁護士の努力が依頼者の最大の利益につながる可能性を秘めています。遺留分減殺請求は時効期間が1年と早いので、早期の段階で弁護士への相談をお勧めします。

ほかの事例

  1. 【亡き父の預貯金の使い込みを疑われ訴えられたが、相手方が訴えを取…

    ご相談者様は、父がお亡くなりになって以降、およそ15年にわたり、遺産である不動産の管理を行っていました。
    相続人は兄弟5人でしたが、ご相談者様が父の預貯金と不動産の管理に加え、相続税等…

  2. 【遺言に関するトラブル】認知症だった被相続人の遺言の有効性を争い…

    相談者は被相続人の次男の娘様です。
    被相続人は脳梗塞により半身麻痺となり、しばらくは次男夫婦の全面的な介護を受けながら生活をしていました。しかし、脳梗塞に伴う認知症の症状がみられるよう…

  3. 【兄弟間の相続を紛争なく処理】20年以上前に亡くなった祖父の家に…

    相続人であるご依頼人自身も高齢となり、老後の生活に不安を覚えていらっしゃった中でのご相談でした。
    被相続人である祖父が死亡してから23年間、名義変更等することなく、ご依頼人の母及び兄が…

  4. 遺産相続 1

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  5. 【依頼者:ビルオーナー/経営者】所有ビルを適正な評価金額(提示額…

    依頼者は長男でした。
    相続問題が発生して兄弟間でもめており、個人間では解決ができなかったためご依頼をいただきました。
    具体的には、法定相続人は兄弟4名。長男と次男のグループと長女と次…

  6. 会社の共同経営者の「遺言」の有効性を巡る争い。遺言とは認められな…

    会長Aと社長Bが出版社を共同経営していました。会長Aと社長Bは既に死亡していたのですが、社長Bの娘でこの会社の後継社長として経営にあたっていた相談者からの依頼でした。内容は、会長Aが書いたメモが2つ…

  7. 【不動産絡みの相続問題/遺産分割】兄弟姉妹で土地の分割割合で争わ…

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  8. 【関係の悪い兄弟間において、依頼者の主張を認めさせ遺産分割をした…

    相続人である子3人は兄弟間の仲がとても悪く、疎遠になっていました。ご相談者様は長女の方で、今回、父親が亡くなり相続が発生しました。
    疎遠になったままの為、個人間では解決できないと判断し…

PAGE TOP