不動産会社の相続 弁護士の関与で遺産(不動産会社)を高値で売却できた事案

相談前

お亡くなりになった方は、不動産会社を一人で経営しており、法人名義で複数の収益不動産を管理していました。 お亡くなりになった方には、配偶者や子供がいなかったことから、兄弟姉妹が相続人となる事案です。 不動産の売却を相続人の一人が進めていましたが、「金額について不透明な部分がある」との他の相続人からの依頼で、当職が相続処理を担うこととなりました。

相談後

当職は、相続人全員とお話をし、遺産の売却をより高値で行うため、売却先の選定と価格交渉を担うこととなりました。 また、不動産単体で売却をした方が良いのか、不動産を保有している会社の株式を売却した方が良いのか、相続人の手元に残る金額がより多くなるように、税理士と共同して税効果に関する様々なシミュレーションを行いました。 また、会計士・税理士と共同で、会計・法務のデューデリを行いました。 当職は複数の不動産会社と交渉をし、当職が関与する以前よりも約1億円も高く遺産を売却することに成功しました。 また、税理士と共同で役員退職金の金額を最も税効果の高い金額に設定することも実現しました。 これにより、相続人の皆様には、当職が関与する以前に比べ、合計1億円を超える経済的な利益をもたらすことができました。

弁護士からのコメント

相続においては、不動産の処分を余儀なくされるケースが多くございます。 そして、遺産である不動産が安価に売却されてしまうケースは少なくありません。 当職は、相続人の皆様に最大の経済的効果が出るよう、専門家連携、交渉力を活かしていきたいと考えております。

ほかの事例

  1. 遺産相続 1

    独り身の女性(高齢者)がお亡くなりになり、甥や姪ら兄弟4名が相続人となった事案でした。兄弟の内1名が亡くなった女性と同居し日常の面倒をみていたことから、「俺は面倒を見てきたんだし、多くをもらう権利が…

  2. 遺産相続 3

    相談者A子さんは3人兄弟で、兄弟のB男と同居をして面倒をみていましたが、B男が亡くなったことで、B男の相続人(子供)Cさんとの間で遺産を巡るトラブルが発生しました。 争点は、B男が生前にA子さんに…

  3. 【要望以上!!!】【アパート付き不動産売却】兄弟2人の相続財産(…

    親の不動産(新宿の土地+アパート付)を兄弟2人で相続したが、
    2人で建物を共有する事ができない兄弟の中が悪く、不動産を売ってお金を共有しようとなりました。個人間の話し合いでは解決できないと判…

  4. 【妻に財産は渡さない!】遺言執行者に弁護士がなることにより故人の…

    高齢結婚をした男性からの依頼でした。結婚した女性が遺産目当てであることが発覚してしまったため、依頼者としては、妻に財産を一切渡したくないという強い意志が芽生えたものの、相続人が妻しかいないため100…

  5. 会社の共同経営者の「遺言」の有効性を巡る争い。遺言とは認められな…

    会長Aと社長Bが出版社を共同経営していました。会長Aと社長Bは既に死亡していたのですが、社長Bの娘でこの会社の後継社長として経営にあたっていた相談者からの依頼でした。内容は、会長Aが書いたメモが2つ…

  6. 【遺留分減殺請求】代襲相続が遺言で苦しくなったが、弁護士の努力で…

    相談者様は、相続が発生した故人の姪っ子様です。故人の両親はすでに他界していたため、依頼者様が代襲相続の権利を持っておりました。
    姪っ子様の記憶では故人と仲が良かったので、そのまま代襲相続で依…

  7. 【依頼者:中国国籍】【中国語対応OK】亡き夫の相続人とのトラブル…

    依頼者は中国国籍の女性でした。
    日本で結婚した配偶者の男性が急死してしまい依頼者に相続が発生しました。
    相続の対象はお亡くなりになった配偶者が所有していた山林と預貯金と保険でした。依…

  8. 【依頼者:長女】【兄弟間:仲悪い】遺産分割調停において、様々な証…

    <相談前の状況整理>
    相続人:3名
    依頼者:長女
    相手方:長男
    相続人:亡くなった妻(母親)と子供3人(長女・長男・次女)

    以前から兄弟の仲はとても…

PAGE TOP