漏水トラブル

相談前

ビルオーナーからのご相談でした。事案は、ビル1階のテナントが、2階からの水漏れによって高額の被害を受けたとして、ビルオーナーと2階テナントを共に訴えたというものです。ビルオーナーとしては、共用部分からの漏水ではなく、2階テナントの専用部分に問題のある漏水であると主張し、仮に共用部からの漏水であっても被害がそんなに高額なはずがないという主張で当事務所に相談に来られました。

相談後

訴訟では、水漏れの原因が共用部分にあるのか、2階テナントの専用部分にあるのかが建築専門部(東京地裁民事22部)で争われました。結局、2階の専有部分からの漏水可能性が高いということや、1階テナントは根拠のない損害を訴えていたことが判明をし、原告である1階テナントに訴えの取り下げをしてもらうこととなり、勝訴的解決をしました。

弁護士からのコメント

本件では、原告側代理人がオーナーとの信頼関係構築を考慮することなく、十分な根拠もないままに訴訟提起をしたことで、オーナーとテナントとの信頼関係が崩れてしまいました。 賃借人とオーナーとの関係は、継続的な信頼関係が必要となりますので、紛争の際には、できるかぎり信頼関係が壊れないような配慮が必要となると考えております。

ほかの事例

  1. 建築 4(損害賠償)

    建設会社からの相談でした。施主から、建物改築工事の途中で工事を停止するように求められたとの相談でした。

  2. 土地トラブル 2

    宅地を売却しようとしたところ、前面道路(私道)部分の持分に仮登記がついたままであり、宅地売却に支障を来たしていました。仮登記が残ったままだと、今後宅地の買主が家を建てる場合など、ローン審査に影響がで…

  3. 【借地権契約終了にあたり、地主の不当な金額提示に対し、適正な対価…

    ご相談者様は、親がお亡くなりになり、借地上の建物を相続しました。
    ところが、ご相談者様はその建物に住む予定はなかったため、借地権を地主に買い取ってもらおうと考えました。

  4. 土地売買契約の有効性を巡る訴訟→勝訴的和解で解決

    ご相談者が、土地を買って建物建築をしようと、Y社から土地を買う旨の売買契約を締結したのですが、Y社が決済日に、「契約は無効だ」などと争ってきたため、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」が対応した…

  5. 立退きを巡るトラブル 1

    ご相談者であるビルオーナーは、ビルの老朽化に伴いビルを新築したいということで、テナントの退去交渉をしてきましたが、整骨院をする本件テナントとは、交渉が難航しているとのことで当職に相談にこられました。

  6. 【不当家賃値上げ】調停で争った結果、相談者が退去する代わりに、大…

    ご相談者様は整体院のオーナーの方でした。
    大家から「周辺相場が上がっているから家賃をあげたい」と連絡がきました。
    ご相談者様は家賃がそんなに急に上がるのかと疑問を持ち、当…

  7. 【完全成功報酬案件/交渉材料を見つけ、立退料の増額ができた事例】…

    ご相談者様は、土地を借りていた借地権者の方でしたが、お金が回らなくなってしまったことから、土地所有者に借地料の支払を2年滞っている状態でした。
    そのような中で、借地契約の解除通知がきて…

  8. 【相続対策における土地売却/借地権者と賃借人を含めた三者間での交…

    ご相談者様は父親が高齢になったことから、家族での話し合いの末、生前に相続税対策で財産を整理しようと考えていました。そして、父親が所有している土地の売却を高齢の父親に代わって進めることとなりました。<…

PAGE TOP