土地売買契約を巡るトラブル

相談前

ご相談者A氏が、土地を買って建物建築をしようと、B社から土地を買う旨の売買契約を締結したのですが、B社が決済日になって、「やっぱり売りたくない契約は無効である」などと争ってきた事例です。 A氏は、B社と話し合いをしても埒があかないことから、相談に来られました。

相談後

当職は、A氏の代理人となり、直ちにB社に対し、「所有権に基づく移転登記請求訴訟」を提起しました。 また、本件は、B社が土地を第三者に売って財産を隠してしまう可能性がありました。そうなるとA氏は裁判で勝ったとしても、土地も損害賠償金ももらえない事態になる可能性があったので、当該土地について、処分禁止の仮処分」(当該土地の売買も賃貸等も禁止する仮処分)を申立てました。 訴訟では、契約の錯誤無効などが争われましたが、当方の勝訴的な和解で解決しました。

弁護士からのコメント

本件は、契約書に誤記があったり,契約締結に至る双方のやりとりで認識に齟齬があったとして、錯誤無効が争われました。 不動産取引は金額が大きいので、契約交渉の過程を記録したり、契約時には専門家を関与させるなど相慎重に取引をすすめるべきでしょう。

ほかの事例

  1. 立退きを巡るトラブル 2

    線路の高架下で飲食店を経営するA氏からのご相談でした。A氏は、高架下を管理する鉄道会社から、高架の耐震工事のための立退きを求められていました。鉄道会社は、安価な立退料を呈示していましたが、A氏は、移…

  2. 【完全成功報酬(回収額の15%)】組合財産をマイナスにせずに、難…

    マンション管理組合の管理者様からのご相談でした。
    マンション内の複数の住居者がマンション管理費を払わない状態が続いていました。
    これまでは、依頼者である管理会社の社員が督促を行ってき…

  3. 建築 4(損害賠償)

    建設会社からの相談でした。施主から、建物改築工事の途中で工事を停止するように求められたとの相談でした。

  4. 【アパート住人の建物明渡請求/不動産売却】地主である兄弟2人の相…

    親の不動産(新宿の土地+アパート付)を兄弟2人で相続したが、2人で建物を共有する事ができない兄弟の中が悪く、不動産を売ってお金を共有しようとなりました。個人間の話し合いでは解決できないと判断して、弊…

  5. 土地トラブル 2

    宅地を売却しようとしたところ、前面道路(私道)部分の持分に仮登記がついたままであり、宅地売却に支障を来たしていました。仮登記が残ったままだと、今後宅地の買主が家を建てる場合など、ローン審査に影響がで…

  6. 建築 1(請負工事の範囲)

    新築の戸建てを注文した施主様からの相談でした。バルコニー工事を含む外構工事が2期工事として予定されていたところ、相談者は2期工事まで完成して「完成」と言えると認識していましたが、工務店は「1期工事の…

  7. 土地売買契約の有効性を巡る訴訟→勝訴的和解で解決

    ご相談者が、土地を買って建物建築をしようと、Y社から土地を買う旨の売買契約を締結したのですが、Y社が決済日に、「契約は無効だ」などと争ってきたため、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」が対応した…

  8. 【賃料滞納者への請求交渉】滞納されたマンション関連費用(賃料/管…

    マンション管理組合の管理者の方から、複数の物件で管理費や修繕積立金など賃料支払がなされず、未払い状況だったため、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」に相談にいらっしゃいました。

PAGE TOP