建築 3(工事代金の回収)

相談前

建設会社(下請業者)からの相談でした。鉄骨工事を完成させたものの、元請業者が請負代金を支払ってくれないとの相談でした。

相談後

建物が完成し施主に引き渡される際には、元請け業者は施主から残工事代金の支払を受けることとなることから、この残工事代金を仮差押えすることとしました。建物は建築途中でほぼ完成に近い状態でしたので、受任後すぐに仮差押の申立てを行い、残工事代金の仮差押に成功しました。 その後、本裁判を行うことなく、相手方との交渉で債権回収をしました。

ほかの事例

  1. 建築 1(請負工事の範囲)

    新築の戸建てを注文した施主様からの相談でした。バルコニー工事を含む外構工事が2期工事として予定されていたところ、相談者は2期工事まで完成して「完成」と言えると認識していましたが、工務店は「1期工事の…

  2. 管理費回収

    マンション管理組合の管理者が管理費滞納者に対し度重なる督促をしても一向に回収ができなかったことから、管理者から委任を受けました。

  3. 土地トラブル 2

    宅地を売却しようとしたところ、前面道路(私道)部分の持分に仮登記がついたままであり、宅地売却に支障を来たしていました。仮登記が残ったままだと、今後宅地の買主が家を建てる場合など、ローン審査に影響がで…

  4. 立退きを巡るトラブル 2

    線路の高架下で飲食店を経営するA氏からのご相談でした。A氏は、高架下を管理する鉄道会社から、高架の耐震工事のための立退きを求められていました。鉄道会社は、安価な立退料を呈示していましたが、A氏は、移…

  5. 土地売買契約を巡るトラブル

    ご相談者A氏が、土地を買って建物建築をしようと、B社から土地を買う旨の売買契約を締結したのですが、B社が決済日になって、「やっぱり売りたくない契約は無効である」などと争ってきた事例です。 A氏は、…

  6. 【完全成功報酬(回収額の15%)】組合財産をマイナスにせずに、難…

    マンション管理組合の管理者様からのご相談でした。
    マンション内の複数の住居者がマンション管理費を払わない状態が続いていました。
    これまでは、依頼者である管理会社の社員が督促を行ってき…

  7. 【地主の買取金額に納得できない!】「適正な借地権契約」を終了し「…

    親がお亡くなりになった際に、依頼者が借地上の建物を相続することになりました。
    しかし、そこの借地上の建物に相続人(依頼者)は住む予定がなかったため、借地権を地主に買い取ってもらい現金化したい…

  8. 土地売買契約の有効性を巡る訴訟→勝訴的和解で解決

    ご相談者が、土地を買って建物建築をしようと、Y社から土地を買う旨の売買契約を締結したのですが、Y社が決済日に、「契約は無効だ」などと争ってきたため、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」が対応した…

PAGE TOP