相談前
美容クリニック(病院側)からの相談でした。
看護師とドクターの相性が合わなかったため止むを得ず、クリニックとして看護師に合意退職をしてもらいました。
しかし、その看護師が労働組合に駆け込み、クリニックに対して、労働組合から団体交渉の申し入れがありました。
事態の収拾を考えて、弊事務所「鈴木&パートナーズ法律事務所」に相談に来られました。
相談後
受任後、すぐに弁護士は労働組合との交渉の場を設け和解に向けて取り組みを開始しました。
しかし、労働組合はクリニックの前でビラ配りなどするような激しい交渉をしてきており、交渉がスムーズには行きませんでした。
ご依頼者様としても、単独で組合と交渉をすることは精神的にも苦しいとのことでした。そこで、弁護士が交渉をリードし、ご依頼者様に今後の道筋を示すなどして、精神的なサポートを徹底しました。
最終的に計3回のハードな交渉の末、病院側は労働組合の過激な行動に心が折れそうになることもありましたが、弁護士のサポートもあり、最後まで戦い抜くことができました。
交渉では、弁護士が一貫をして「合意退職」であったことの証拠をぶつけ、労働組合と粘り強い交渉をした結果、 結果的には、わずかな解決金を支払うことで和解することができました。
弁護士からのコメント
昨今従業金が労働組合に駆け込むことが増えてきました。
労働組合の団体交渉はとてもハードですが、「粘り強い交渉」が解決の近道だと考えます。
今回のケースだけでなく、当事務所では労働組合対応を複数経験しております。
お困りの際は、団体交渉の経験が豊富な弁護士へのご相談をお勧めいたします。